1980年 |
山口百恵の引退記念映画「古都」。 大原麗子主演、サントリーのテレビCM「サントリー・レッド」「サントリー・オールド」を演出。90年までの10年間に27篇が製作される名シリーズとなる。 |
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1981年 |
「幸福」 「長江」(監督:さだまさし、総監修:市川崑)。 |
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1982年 |
紫綬褒章を受ける。 |
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1983年 |
助監督時代から暖めていた念願の企画「細雪」を映画化。 2月18日、和田夏十(本名:市川由美子)死去。享年64(満62歳)。 |
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1984年 |
「おはん」。 |
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1985年 |
前作から29年、「ビルマの竪琴」を再映画化。前作では製作諸事情で適わなかったカラー撮影を行う。 この年開催された第一回東京国際映画祭のクロージング作品として上映された後、一般公開され大ヒット。「戦争を知らない若い世代に観てもらいたい」という再映画化に際しての意図を実現する。 |
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1986年 |
「子猫物語」(監督:畑正憲、協力監督:市川崑) 「鹿鳴館」。 |
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1987年 |
サントリーのテレビCM「サントリー・レッドスペシャル 結婚記念日篇」がカンヌ国際広告祭フィルム部門で金賞を受賞。 「映画女優」 「竹取物語」。 |
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1988年 |
勲四等旭日小綬章を受ける。 「つる ― 鶴 ―」。 |
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1991年 |
「天河伝説殺人事件」。 |
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1992年 |
新宿映画祭・日本映画の発見「市川崑ノ世界」特集上映。 |
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1993年 |
喜寿を祝う会を赤坂プリンスホテルにて開催。市川崑オリジナルデザイン特製マグカップを作り進呈。 テレビ用長編「帰って来た木枯し紋次郎」が、テレビ放映前に劇場上映される。 フジテレビ製作の日本初の本格的ハイビジョン長編ドラマ「その木戸を通って」を監督。フジのスタッフとタッグを組んで次世代映像メディアに挑戦。(2008年に劇場公開される。) |
喜寿を祝う会 特製マグカップ
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1994年 |
文化功労者として顕彰される。
『市川崑の映画たち』(市川崑・森遊机著 ワイズ出版)が出版される。 「四十七人の刺客」。 |
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1995年 |
「四十七人の刺客」で東京国際映画祭審査員特別賞を受賞。 日動キュリオにて、「市川崑展」開催。 |
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1996年 |
「八つ墓村」。 |
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1997年 |
芸術祭主催・日本映画名作鑑賞会「市川崑監督の世界」特集上映。 ピチカート・ファイブプロデュースによる「黒い十人の女」リバイバル公開が話題になる。 |
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1998年 |
96年に小林正樹、この年に黒澤明、木下惠介が亡くなり、かつて「四騎の会」をつくったメンバーは市川ひとりとなる。
『KON 市川崑』(大場葉子編、光琳社出版)が出版される。 |
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1999年 |
「赤西蠣太」。影響を受けた伊丹万作の名作「赤西蠣太」をテレビドラマ化。同じ作品を自分が撮ったらどうなるだろう、という長年の思いが実現。 |
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2000年 |
1998年に完成した三次元的立体漫画映画「新選組」が公開される。原作は黒鉄ヒロシの同名漫画作品。原画を生かした、見たことのない実験的手法を使い、初心に帰って取り組んだ。 「四騎の会」幻の第一回作品「どら平太」を、脚本に手を加え映画化。 ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・カメラ賞を受賞。 『和田夏十の本』(和田夏十著 谷川俊太郎編 晶文社)、『別冊太陽 監督市川崑』(平凡社)が出版される。 |
ベルリナーレ・カメラ賞
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2001年 |
「かあちゃん」。 モントリオール世界映画祭特別功労賞を受賞。 川喜多賞を受賞。 シネマテーク・オンタリオが「ラスト・センセイ」と題した市川崑特集を北米で巡回上映。研究書『KON ICHIKAWA』(James Quandt編)が発行される。 『光と嘘、真実と影 市川崑作品を語る』(和田誠・森遊机著 河出書房新社)が出版される。 |
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2002年 |
市川崑、岩井俊二共同監督で横溝正史原作「本陣殺人事件」を計画。脚本を岩井氏が執筆するが、その後製作保留になる。 |
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2003年 |
小西康陽の音楽プロモーションビデオ「ちりぬるを」を演出。PVの演出は初。 WOWOWのオリジナルテレビドラマ「娘の結婚」を演出。 国立近代美術館・フィルムセンターで「映画監督 市川崑」特集上映。 米寿を祝う会が東京會舘にて開催される。 |
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2004年 |
自らの提案で「東京オリンピック」ディレクターズ・カット版を編集。市川崑ディレクターズ・カット版「東京オリンピック」40周年記念DVDが発売される。 「トッポ・ジージョのボタン戦争」がデジタル・リバイバル上映。 |
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2006年 |
一瀬隆重プロデューサーとの出会いから、「犬神家の一族」を再映画化。第19回東京国際映画祭でクロージング上映。 東京国際映画祭黒澤明賞を受賞。 岩井俊二監督「市川崑物語」が公開される。 「ユメ十夜 *第二夜」。 |
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2007年 |
三谷幸喜監督「ザ・マジックアワー」(2008年6月公開)に映画監督役で出演。 |
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2008年 |
落語「芝浜」などを題材にした新作映画を構想。 2月13日、肺炎のため死去。享年94(満92歳)。
正四位、旭日重光章を受ける。 3月29日、「市川崑監督 お別れの会」が東宝スタジオ・第9ステージで催される。 |
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